平成26年5月25日(日)

 

第43回山梨県中学生陸上競技選手権大会

 

平成26年度 第43回山梨県中学生陸上競技選手権大会 兼 第32回山梨県中学混成陸上競技大会  結果PDF
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結果表

男子結果表(結果表をクリック)

女子結果表(結果表をクリック)

男子100m 決勝  土屋選手(石和中)県中学新記録 樹立

予選26組~準決勝4組を経ての決勝。

 

優勝は第5レーン土屋拓斗選手(石和中・3年)記録11秒19(大会新記録)

2009年櫛形中・内田選手の11秒23を0.04秒上回る快走。

 

なお土屋選手は、準決勝3組において追い風0.2mの条件下、11秒06の県中学新記録を打ち立てた。

深い前傾を保ち、顔を上げず視線は誰よりも前へ、すでに2歩目の右足が引き付けられている。好スタート。

決勝11秒19のフィニッシュ。166cm54kgの体が弾む。

 

(従来の自己ベスト11秒23)

 

石和中、表彰台独占。

 

‟宿命のオン・ユアー・マーク”

 

15時25分、男子100m準決勝・第3組。宿命づけられた出会いがあった。

 

このレースのスターターを務めたのは、山梨県中学記録保持者・永坂佳紀さん(写真右・11秒07/2000年)

 

「運命を感じた。ピストルを撃った後、土屋くんの後ろ姿を追った。記録が出たと思った」

 

14年ぶりに永坂さんの中学記録を更新した土屋選手、永坂さんから祝福と激励を受けた。

 

全日中参加標準記録(11秒20)を突破。

 

 

女子100m 決勝 

予選24組~準決勝4組を経ての決勝。

 

優勝は第5レーン(右から2人目)山口華枝選手(上条中・2年)12秒94。

 

2位第8レーン(左)飯島しおん選手(GON SPORTS AC・2年)12秒97。

 

3位第6レーン(中央)菊嶋夏帆選手(石和中・3年)13秒08。

 

4位第7レーン(左から2人目)石原佳菜選手(田富中・3年)13秒17。

 

上位4選手、横一線で中間疾走に移る。

 

 

追い風0.2m。中学最速女子決定。

 

2年生同士のワン・ツー決着。

 

この二人の対決は準決勝2組でも。戦いは続く。

 

女子短距離界を2人で引っ張ります!

 

男子200m 決勝 

予選9組タイム制で上位8名による決勝。

 

優勝は、ただ一人23秒台で圧勝した小幡隆史選手(石和中・3年)

 

向かい風0.3m。100mと掛け持ちの小幡選手。

「直線100mがキツかった。400mを走った感じ」

 

4×100Rにもエントリー。鉄人ぶりを発揮した。

 

2年時24秒85の自己記録を大幅に更新。

 

女子200m 決勝 

追い風0.6m。接戦の中、1着のゴールを切る飯島しおん選手(GON SPORTS AC・2年)記録26秒99。

 

伸びやかでバネを感じる走り。今後に期待する。

 

2位 望月愛選手(石和中・3年)27秒09。

 

3位 望月優選手(石和中・3年)27秒48。

 

男子400m 決勝 

優勝は樋川充選手(石和中・3年)55秒19。

2年時の記録56秒93を大幅に更新。

 

上位3名、いずれも55秒台。

目標は54秒台。3人で底上げしよう。

 

女子800m 決勝 

15:00現在、気温27℃。

優勝は村松実桜選手(櫛形中・3年)

 

2位 小田切美葵選手(長坂中・2年)

 

3位 亀ケ川幸子選手(若草中・2年)

 

女子800m予選にて ‟♬あの鐘を鳴らすのは あなた”

 

800m山梨県記録・県高校記録・県中学記録保持者・有泉千佳さん。

 

選手への大きな励みとなっただろう。

 

 

男子800m 決勝 

800m決勝のスタート。

優勝は第4レーン望月悠斗選手(白根巨摩中・3年)

 

2位 第8レーン望月満帆選手(甲府東・2年)

 

3位 第3レーン萩原健太選手(城南中・3年)

 

 

 

 

 

男子1500m 決勝 

 

タイムレース1組。先頭330m付近の力走。

タイムレース2組。先頭330m付近。

 

優勝は先頭から2人目・藤巻天選手(石和中・3年)

大会記録に迫る4分18秒28。暑さの中の好走。

 

先頭は3位の山田駿選手(韮崎西中・3年)

 

 

優勝~8位まで全て2組から。

女子1500m 決勝  飯島選手 独走で大会新記録

スタート直後、早くも先頭に立つ飯島理子選手(GON SPORTS AC・2年)

 

400m通過67秒

800m通過2分23秒

 

一人旅、バックストレートでお母さんの声援を受け押し切る。

 

4分40秒86の大会新記録。全日中参加標準記録にもう少しで届く。

2位 小田切愛優選手(八田中・3年)

大会記録に迫る走りを見せた。

 

男子3000m決勝・女子3000m決勝

集団で200m通過。集団の後方に女子選手3名も同走。

 

 

 

 

男子優勝は土屋雅也選手(石和中・2年)

 

 女子優勝は笹本侑里選手(八田中・2年)

 

男子110mハードル 決勝

No.1ハードラーは今井貫人選手(駿台甲府中・3年)

 

2位小山貴史選手(写真右・白根巨摩中・3年)

 

 

 

 

 

 

女子100mハードル 決勝

7台目、上位3選手横一線のハードリング。

 

左から

優勝 三吉南緒選手(櫛形中・2年)

 

3位 中田舞花選手(南部中・3年)

 

2位 板楠千尋選手(韮崎西・3年)

 

ハードル出すも片付けるも、みんなで作業。

中学陸上一家。

舞台はこうして作られる。

男子走高跳 決勝

 

1m70で優勝した織田侑希選手(上野原西中・3年)

目標は1m80。

 

同じく1m70で2位の市川翔太選手(玉幡中・3年)

 

1m65で3位入賞の奥山晴樹選手(春日居中・3年)

 

‟春日居中バスケ・コンビ” 大活躍。

 

3位入賞の奥山選手(左)と1m55で7位入賞の笹岡竜太選手(右・3年)

 

バスケットボール部に所属し、背面跳びは昨年教わった。

 

奥山選手は学校のスパイクで出場。

 

非凡な才能を感じた。二足の草鞋(わらじ)でハイジャンプ!

 

女子走高跳 決勝

1m56を2回目でクリア。その後、全日中参加標準記録1m60にトライするも失敗。もう一回やりたいと悔しがった。気持ち敗けしないことを誓い、今大会に臨んだ。

 

秋山愛賀選手(押原中・3年)兄・姉の影響で小学校時代はバレーボール選手。「全日中では1m65を跳んで入賞」この目標に向けて、次は成功します。

 

男子棒高跳 決勝

優勝は3m50を跳んだ奥田雅也選手(玉幡中・3年)

自己記録を10cm伸ばし戴冠。

 

 

男子走幅跳 決勝

優勝は6m31を跳んだ武井咲斗選手(上野原西中・3年)

自己記録を5cm伸ばした。

 

 

女子走幅跳 決勝

52名のエントリーで始まった女子走幅跳。予選通過記録4m50。

 

一番上の写真は優勝した山口華枝選手(上条中・2年)100mと合わせ2冠達成。

 

続いて同記録ながら2位の雨宮珠麻選手(中村塾・3年)

 

 

男子砲丸投 決勝

 

6投目で10m00を投げて優勝した中川慶喜選手(石和中・3年)

これも自己新記録だが、あと1m伸ばしたい。

円盤投8位入賞、400m4位入賞、4×100R石和中Bとして5位入賞、マルチな活躍をみせた。

 

 

 

女子砲丸投・円盤投・ジャベリックスロー 決勝

三神選手3冠

 

三神優衣選手(玉幡中・3年)

 

砲丸投 10m48

円盤投 23m85

ジャベリックスロー 34m31

 

兄の指導で自己記録(砲丸投)を1m15も更新。

目標は12m50と県総体優勝。

 

男子円盤投 決勝 

前田匡蔵選手(甲府南中・3年)

ただ一人30m越え。

 

男子ジャベリックスロー 決勝 市川選手 大会新記録の大スロー

やり投の小中学生版。本体はポリエチレン製。先端は柔らかいゴム製。外観はロケットに似た形をしている。

優勝は市川翔太選手(玉幡中・3年)

大会記録を2m73も更新した

 

 

男子四種競技

最終種目400m第3コーナー。

優勝は1571点の小林麟選手(白根巨摩中・3年)

目標は2400点。

 



女子四種競技

最終種目200m第3コーナーのデッドヒート。

優勝は2073点の今村令那選手(八田中・3年)

目標は2300点。

 

 

 

 

女子4×100mリレー 決勝

 

1位石和中A、2位双葉中A、3位押原中A。3校とも好記録。

選手層の厚い上位3校。リレーの記録こそまだまだ伸びる。

 

 

男子4×100mリレー 決勝 石和中 大会新記録

石和中オーダー。

左から

1走:小幡隆史(3年・200mチャンピオン)

2走:土屋拓斗(3年・100mチャンピオン)

3走:榊原智仁(3年・100m3位)

4走:田中拓海(3年・100m2位)

 

昨年の偉大な先輩の大会記録を塗り変えた。
「42秒6台で全日中制覇」に向け、笛吹川の砂場ダッシュで鍛える。

会場 フォトリレー 

小中体連 陸上専門部 鈴木正一部長(白根百田小 校長)総括

「7月の全日本中学通信陸上を見据えた5月の今大会、記録的には上々の出来と言える。大会新記録4つ、県中学新記録1つは収穫だ」

 

「石和中の男子リレーは力がある。去年の先輩が置き忘れたモノを取りにいける」

 

「ハードルの出し入れに象徴される全員で動くのが山梨の特徴。オール山梨で取り組む」

 

「山梨陸上の歴史と記録は、大藤小・中込和彦校長に聞けば全てわかる」

 

 

運動機会を増やし、小・中・高の体力改善に向け今日もグラウンドに立つ。

 

 

 

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