平成27年2月22日(日)

スポーツを通じた地域コミュニティ活性化促進事業

 

ユニバーサルスポーツ教室

ユニバーサルスポーツ教室が笛吹市スコレーセンターで開催された。

これは笛吹市と山梨学院大学が主催するスポーツプロジェクトの一環。

健常者と障害者が一緒になり、約100名が軽スポーツを楽しんだ。

 

ユニバーサルスポーツとは「障害の有無に関係なく、年齢、体力、体格に関わらず誰でも楽しめて、一緒に実践出来るスポーツ」

 

誰でも気軽に参加でき楽しめる軽スポーツを通じて、市民がスポーツに親しむきっかけとなっている。

 

 

フライングディスク。

ディスゲッター(標的)目掛けてディスクを投げる。

 

同じくフライングディスク。

こちらの標的はアキュラシーゴールと呼ばれる直径0.915mの円形。

プレーヤーは10回連続して試技を行い、得点はディスクが地面に触れずに直接アキュラシーゴールを通過した回数。


スポーツ吹き矢

 

スポーツチャンバラ

 

ボッチャ(パラリンピック正式種目)

 

ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競う。

競技は男女の区別なく、個人戦と団体戦(2対2のペア戦と3対3のチーム戦)がある。

 

山梨県内ではレクリエーションや軽スポーツとして楽しむ方が多い。

「競技」としての普及はこれから。競技者・機会を増やすのが課題だという。

 

 

山梨県は運動を全くしない人口が多いとのこと(運動未実施率が高い)。要因は様々だが、車社会も影響しているようだ。

 

参加者

「楽しく軽スポーツが出来た。汗もかくし、気分が晴れやかになった。こういう場がもっと欲しい」


主催者は「今日のような機会はまだまだ少ない。今後は公園や商業施設など気軽に立ち寄れる場所でも開催したい。子供には体力向上、大人には健康維持やメタボ対策に利用・参加して欲しい」

 

 

平成26年9月29日(日)

アルピニスト・天野和明氏と登る


‟甲州アルプス”

晴天の秋空の下、甲州市大和町出身のアルピニスト・天野和明さん(写真 ブルー登山服・あまの かずあき)と一緒に“甲州アルプス”を登るイベントが行われた。

(主催:甲州大菩薩ネルチャークラブ、共催:甲州市・(株)ICI石井スポーツ、後援:大和まちづくり推進会)

県内外から登山愛好家など約30名が甲州アルプスを満喫した。


※天野和明:山梨県甲州市大和町出身。1977年生まれ。ローツエ日本人無酸素初登頂他8,000m峰6座登頂の実績を持ち、近頃は同年代のクライマーと結成した「ギリギリボーイズ」の仲間と数々の難所に挑戦し、世界的権威のある「ピオレドール」(金のピッケル)賞を受賞。夏には富士山公認ガイドとして顔を持つ。



甲州アルプス

甲州アルプスMAP.pdf
PDFファイル 1.3 MB

甲州アルプスとは・・・

2,000m級の山々が連なる大菩薩連嶺と小金沢連嶺をあわせた総称。初級者から中級者までが楽しめるトレッキングコースとなっている。登山家・天野和明さんにより発案された“甲州アルプス”の魅力を、今年から甲州市が発信。


天野さん

「周囲を山で囲まれた山梨県の中で甲府盆地を東から支える山塊が甲州アルプス(大菩薩連嶺)である。南に御坂山塊や霊峰富士、西に南アルプス、北に奥秩父山塊、東には奥多摩、丹沢と四方を囲まれているため、好展望地が多くある。危険個所も少なく、手頃な2,000m前後の縦走を楽しめるのが特徴である。また、都心からのアクセスの良さも魅力のひとつで、春夏秋冬それぞれに楽しめるコースがある」



本日は約6時間の「小金沢山コース」。

ペンション すずらん~牛奥ノ雁ヶ腹摺山(1994m)~小金沢山(2014m)~石丸峠(1968m)~下山。

目指すは小金沢山(2014m)、まさに2014年に登るのにふさわしい山。陽光に輝く木々の間から富士山をはじめとする絶景を望むことができる。



8:00 出発式(ペンション すずらん)

「甲州アルプス登るぞ~!!」




9:00 スタート



9:18 衣服調整 (気温16℃ 天気良く、気温も上がってきた)



9:49 左は植林エリア、そして鹿の食害を防ぐための柵。

猪の足跡発見!




10:00 竹林の中

昨年、大菩薩ネルチャークラブの皆さんが竹藪を切り開いた。

 

 

 

10:05 一般道に出て、休憩。

     そして最初の目的地・牛奥ノ雁ヶ腹摺山(うしおくのがんがはらすりやま)へ

標高1780m付近、傾斜もきつくなってきた。ピークまであと200mほど。



10:58 休憩

バナナ、チョコレート、パン、羊かん。。栄養補給に“行動食”は必需品。

かわいいキノコ発見



11:30  パノラマ岩からの眺望。標高1900m。

霊峰富士

上日川ダム(大菩薩湖)



牛奥ノ雁ヶ腹摺山までラストスパート

ピークが見えてきた!



11:50 牛奥ノ雁ヶ腹摺山(1994m) 登頂!

山頂での昼食は最高!




12:30  目的地・小金沢山(2014m)へ向けて出発

ドウダンツツジ



13:09 小金沢山(2014m)登頂!

 

 

 

13:28  狼平~石丸峠へ向け、出発

 

 

 

14:10 狼平

右奥に見える石丸峠を目指して。左奥は熊沢山(1978m)

リンドウ

 

 

14:20  石丸峠到着

先に見える、上日川ダム(大菩薩湖)

熊笹の原が広がる。



14:35 下山(小屋平へ)

ひたすら下ること1時間。



15:24 小屋平到着!約6時間30分の甲州アルプス・小金沢山コース終了。

お疲れ様でしたー。天野さんとハイタッチ。

河野洋平さん(左・甲州市・登山歴5年)、古賀健太郎さん(右・甲府市・登山歴5年)


「富士山の眺望が良かった。今後、紅葉が楽しみ」


小倉智子さん(左・千葉県流山市・登山歴4年)、松原みゆきさん(右・東京都江東区・登山歴3年)


「景色がとても良かった。都心からも近く楽しいコースでした」


川島松江さん(左・埼玉県朝霞市・登山歴5年)、高橋一さん(埼玉県川口市・登山歴5年)


「歩きやすかった。整備され過ぎず、自然もたくさん感じられる」




主催・大菩薩ネルチャークラブの皆さん。


左から

野沢徹也さん(甲州市大和町)、的場健次さん(甲州市塩山・目をつぶっちゃった。スミマセン)、古屋学さん(代表・甲州市塩山)、石井修平さん(甲州市大和町)


「今日は特別天気が良かった。参加者には心地よく甲州アルプスを体感して頂けたと思う」


甲州アルプス。

冬は牙をむき、春は穏やか、夏は暑く、秋は鮮やかな紅葉。

多彩な表情を見せるこの連嶺は、抜群の眺望に加え都心からのアクセス良し。

「気軽に登れるいい山です」

「登山にとって天気は重要。今日はとても天気良く、甲州アルプスの印象も良かったと思う。自分自身も楽しめました」


「“シブイ山”甲州アルプスを宜しくお願いします!」



平成26年5月28日(水)

 

三浦雄一郎 講演会

「三浦雄一郎 アンチエイジング講演会」

 

南アルプス市・桃源文化会館に”世界の三浦"を訪ねた。

 

アウトドアショップ「エルク」(甲府市徳行)の主催。


昨年、80歳にして3度目のエべレスト登頂を果たした三浦氏、

午後6時30分の開場、700人を超す来場者で賑わった。

 

現在81歳、なぜこんなに元気なのか?聴衆はメモを取りながら聴き入った。

 

 

 

 

 

 

登壇に先立ち、3度目の登頂時のビデオ上映。生死の境の中、頂を目指し、

執念で前を向き歩み続ける映像に、会場は、固唾を飲んで見入る。

 

その後、1時間超に及ぶ講演、三浦氏は立ったまま精力的に”生き様”を

語った。

 

60歳を過ぎてから、体重89キロのメタボ、狭心症、さまざまな生活習慣病を患うも、

 

「夢をみて、目標を立て、攻める健康法で克服・回復した」

 

 

自らを”肉食系老人”と称し、文字どおり、ステーキは毎朝300グラムを

食す。

 

「夢・目標・攻める健康法で自分に負荷をかける、

     そして諦めない」

 

             

講演前、三浦氏の控室を訪ねる。

 

冒険家・夢見る81歳・肉食系老人は、穏やかに教えてくれた。

 

「おもしろく生きろ。老いは怖くない、目標を見失うことが怖い」

 

「山梨は果物、自然環境に恵まれている。小・中・高生、体を動かすのが

 一番大事。有酸素運動で脳に酸素を送り込め、頭も活性化され勉強も出来

 るようになる」

 

「アンチエイジング、必勝3箇条。

 

  ①朝食後の”スペシャル・ドリンク

      牛乳・ヨーグルト・きなこ・はちみつ・玉子をジュウサーに

      かけゴックン。

 

  ②呼吸法:片鼻で深呼吸(ゆっくり、また激しく)

      呼吸を司る筋肉を鍛える。

 

  ③舌先運動:舌出しで脳の血流促進を促す。

       顔の皺・シミ対策にも効果的。

 

すべて分かりやすい。ご自身の体験に裏付けされた、説得力あるアドバイス。

 

”やる気、元気の伝道師" 三浦雄一郎氏であった。

     

  

写真 上段左から、

 

・山梨県山岳連盟 古屋寿隆会長と

 

・片足1㎏のおもり入り、三浦氏の日常のシューズ

 

・満席の会場

 

・主催者挨拶 エルク 柳澤仁社長

    

   「山に登って下さい」

    

 

 

平成26年4月10日(木)

笛吹市桃源郷春まつり 第10回全国ゲートボール大会

気温13℃、湿度25%、北西の風2.6m、晴れ時々曇り(午前9時現在)

 

4月9日・10日、ピンク一色に咲き誇る桃の花に囲まれて、笛吹市桃源郷春まつり第10回全国ゲートボール大会が、笛吹市御坂町「花鳥の里スポーツ広場」で開催された。毎年、全国各地から多数のチームが参加する東日本最大級の大会だ。今年は、140チーム(県内35チーム)、776名が参加した。関係者によると、ゲートボールは約65年前に日本で誕生し、以前は高齢者のスポーツというイメージが強くなかなか競技人口が増加しない状況であった。しかし多様な戦略やチームワークを求められる競技特性が魅力となり、若年層の競技者も増加しているそうだ。確かに20代の若者も参戦していた。1試合平均700歩以上歩くことから健康維持に最適なことも、魅力の一つであろう。常連の参加者は、ゲートボールで気持ち良い汗をかき、桃の花と石和温泉を楽しむという。

 

試合前、入念な練習

試合開始。緊張感溢れる。

ベテラン運営委員

競技者全員装着する、スコア記録器「ゲージ」

成績表。難しいー

「山梨スマイル」のみなさん。キャプテンの赤坂くんは、24歳!(一番右)

埼玉から参加の「朝霞リンクス」のみなさん。高校生ゲートボーラー(左から2番目・半田くん、右から3番目・竹島くん)ず~とゲートボール続けるそうです!

「笛吹みさか」のみなさん。勝った後はスイーツで祝杯!

 

赤と白のボールを見つめ、追い、幾つものゲートを潜り抜けていく、その先は桃源郷。

 

 

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