平成26年4月26日(土)・29日(火)

 

嗚呼 花の応援団

「燃えよ甲工健児」

 

第63代甲府工業高等学校応援団。

今年度は新入団員9名が新たに加わり、2年生団員3名、3年生5名の総勢17名。一糸乱れぬ援舞。

「讃へばや いざ 甲府工業 その名の誇」

 

肉体と精神の極限状態に挑む旗手。

暑さとの戦い。 

「峡南高校vs甲府一高。20メートルの対峙」

 

両校の試合前の場外戦。無言の対峙が5分間続いた。

その後、言葉を交わすことなく決戦の場に臨む。

甲府一高応援団、飯田祥太(副団長兼旗手長)

驚くべき気合のジャンプ。

峡南高校応援団、鈴木法彦(副団長兼旗手長)

これが俺の気合いだ。

試合後、健闘を讃えあう両校応援団。

お互いの労をねぎらい、夏の決戦に向けて、より一層の精進を誓いあう。

試合前の対峙から一転、心和む光景であった。

 

「散る桜 残る桜も 散る桜」 嗚呼、花の応援団。

平成26年4月29日(火)

至誠無息 

平成26年度山梨高等学校同窓会総会が行われた。

総会後、山梨高校応援団が母校の発展を見守る諸先輩方を前に、堂々と演舞を披露。

 

響き渡る声援は、同窓生を鼓舞し、力を与えた。

世代を超えて歌う校歌は、互いに母校愛を深める。

 

会場が一体となった瞬間だ。

 

 

鼓手長、田村玄太(3年・一宮中出身)

 

「応援団創設時、学ランと団旗を同窓会から寄贈して頂きました。そのお陰で堂々と活動が出来ています。団員一同感謝しています。

しかし、昨年の夏に太鼓が破れてしまいました。また新入団員が多く、学ランも足りなくなりました。。。

どうか同窓生の皆さん、お助けください!」

 

笑いと拍手が応援団を包む。

正直にストレートな言葉だからこそ、伝わる。

 

 

同窓生をお見送り。

 

 

在校生と同窓生、互いを尊び母校のために「いざいまここに われらこぞる 山梨高校 さかえあれ」

 

 

女子バスケットボール部(部員12名)

同窓会会場の設営を手伝っていた。ここにもスポーツの力あり。

その姿勢と気持ちはきっと試合に反映される。

第1回県高校総体(昭和24年)女子バスケットボール優勝校の誇りを胸に!

 

 

平成26年4月27日(日)

 

高校総体直前リポート(郡内編)

 

日本大学明誠高校

日本大学明誠高校(上野原市)1977年(昭和52年)、1978年(昭和53年)と高校総体2年連続男子総合優勝。TVドラマ「飛び出せ!青春」ロケ地でも有名。

サッカー部(部員約100名。何と新入部員が約50名)

目標は県総体優勝とインターハイ出場。

平成25年夏に人工芝グラウンドが完成し、最高の環境で練習している。

 

主力組は攻守に分かれて戦術練習。ゴール前での各ポジション取りやパスの出し方受け方の確認、そして様々なコースへのコーナーキックも繰り返していた。

 

控え組は左右センタリングからのシュート練習と走り込みを頑張っていた。

大森康勝監督。コーチ時代を含め通算16年指導している。目標はインターハイ出場。今年のチームは「特徴のないのが特徴。だからこそどんな状況にも対応できる」。国語科教諭として教壇に立つ。

 

練習を見守る手塚先生は「総体優勝を狙える力がある」と自信を覗かせた。

 

初戦の相手は山梨高校。

 

サッカー部マネージャー。

左から

市村萌(いちむら もえ)さん(3年生)。通学時間は片道1時間半。自らもサッカー経験あり。八王子陵南中出身。

小林渚(こばやし なぎざ)さん(1年生)。大月東中出身。

直井夏菜(なおい なつな)さん(1年生)。日野第三中出身。

堀江沙綺(ほりえ さき)さん(1年生)。猿橋中出身。

金井美緒(かない みお)さん(1年生)。日野三沢中出身。

 

萌先輩率いるサッカー好きのマネージャー軍団。選手を全力でサポートする。

 

上野原高校

上野原高校(上野原市)

体育館では、3校(上野原、桂、日大明誠)のバレーボール部が合同で練習試合を行っていた。総体まであと10日、頑張れ3校!

 

総体女子バレーボールは5月7日開幕し、上野原高校は巨摩高校、桂高校は市川高校、日大明誠高校は帝京第三高校と初戦を戦う。

桂川に架かる上野原市八ツ沢橋の鯉のぼり

 

都留高校

都留高校(大月市)ワンダーフォーゲル部。

総体の登山コース・三ツ峠に一泊し帰校したところに遭遇。達成感のある爽やかな笑顔に出会えた。

女子は2年生5人、1年生2人。昨年の総体は1年生5人で臨み2位。関東大会へ駒を進めた強豪。

競技は5月7日開幕。行動計画には天気図審査、知識審査、幕営地(宿泊)での生活技術・装備審査などがある。ただ登るだけではない。

 

体力と知力の頂きを目指す。

男子部員16名。

昨年県総体3位。関東大会出場。

 

ヤッホー!山は応えてくれる。

 

桂高校

桂高校(都留市)

校舎裏の弓道場で第102回春季郡内地区弓道大会(年間4回実施・26年目を迎えた)が行われていた。桂高校、上野原高校、吉田高校、富士北稜高校、富士河口湖高校から男女約90人が参加。

総体を前に技を競い合った。

 

大会に立ち会われていた桂高校・菊池敏彦校長(山梨県高体連 弓道専門部長)に聞いた。

 

胴着・袴(はかま)の凛々しい姿。

メリハリの効いた空間。緊張感を伴う静寂。

日常の顔から一変する選手。親も驚くほどだという。

直径36センチメートルの霞的(かすみまと)まで28メートル。

「ヨシ!」、「シャー!」の掛け声がとぶ。

 

県内高校弓道人口は約900人。全体的に生徒数が減少する中、この数は変わらない。郡内の中学でも都留二中、湖南中、下吉田中に弓道部がある。

 

「真・善・美」

県総体は5月7日・8日、小瀬スポーツ公園武道館弓道場で実施される。

富士学苑高校

富士学苑高校(富士吉田市)

体育館では4校(富士学苑、吉田、上野原、甲府昭和)のバスケットボール部が合同で練習試合を行っていた。

午前9時から午後6時まで猛練習。

富士学苑、今年のチームは身長180センチ以上の選手はいない。だからこそどんな状況でもボールに食らいつく。チームを20年間率いる小野利晴監督は「ピラニア軍団」と呼ぶ。

 

総体女子バスケットボールは5月7日に開幕し、吉田高校は日川高校、上野原高校は農林高校、甲府昭和高校は甲府西高校、富士学苑は2回戦からで白根高校と山梨高校の勝者と対戦する。

 

 

女子バスケットボール部員24人(この日は富士学苑中学校18名も練習に参加)

目標は総体優勝とインターハイ・ベスト4。

 

間もなく、ティップオフ!

 

 

平成26年4月23日(水)

山梨県高等学校応援連盟 総会

 

平成26年度 第1回高応連の総会が開かれた。決算報告、今年度事業計画、今年度予算の報告・承認に続き、5月7日開催される山梨県高校総体の開会式における小瀬陸上競技場の各高校の応援場所の抽選をした。

 

 

 

 

応援場所は、以下の通り。

 

 

1.都留 2.3.甲府昭和 4.農林 5.日川 6.日大明誠 7.甲府東 8.甲府南 9.甲府商 10.山梨学院 11.都留興譲館 12.韮崎工 13.巨摩 14.笛吹 15.身延 16.白根        17.富士学苑 18.富士河口湖 19.富士北稜 20.甲府工 21.帝京三 22.韮崎           23.上野原 24.谷村工 25.市川 26.吉田 27.甲府城西 28.峡南 29.甲陵              30.日本航空 31.甲府一 32.甲府西 33.山梨 34.英和 35.甲斐清和 36.駿台甲府 37.東海大甲府 38.増穂商 39.  40.北杜  41.     42.塩山 43.特別支援

 

 

IMPRESSION NOTE

高応連は、健全な応援活動の実践を目標として高体連と連携を取りながら、活動をしている。開会式での各校の応援場所もその一環。全国的にもこのような全県的な指導体制の応援連盟組織が確立しているのは、山梨県のみである。押忍!

平成26年4月21日(月)

日川高校 応援団

日川高校を訪問。応援団が校門で、「日川愛」の看板を掲げ、メッセージ文のビラを下校する新入生に配り、勧誘活動を行っていた。礼儀正しく、真摯な姿に胸を打たれた。

 

左から、

横内拓海(よこうち たくみ)君・3年/山梨北中出身(名門~‼)/第64代団長

 

有井直人(ありい なおと)君・3年/山梨南中出身(名門~‼)/鼓手長

 

功刀武央(くぬぎ たけし)君・3年/塩山中出身(名門~‼)/旗手長

「日川愛」は今年度の日川高校応援団のテーマ。彼らは幸せなことに、応援団の華舞台である甲子園を経験している。その感動のメッセンジャーとして共に汗を流す仲間を募っていた。

 

学校生徒の模範となり、学校諸行事の支援並びに諸活動の正常なる発展に尽力することを目的とする応援団。

 

今年の目標は、山梨県高校総体男子総合優勝の奪還と夏の甲子園2年連続出場。

 

「♪嗚呼 戦わん 時至る」母校愛を見た。

 

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