平成26年6月1日(日)

 

男女フィールド競技

※全競技男女結果表は「アーカイブ 5月(陸上県選手権 初日)をご参照下さい。

 

男子 砲丸投 決勝

2年ぶり2度目の優勝を果たした須田裕太郎選手(国士舘大2年・巨摩高出身)

 

3投目に13m91を投げ、トップ8入り。

トップ8、二番手につけたのは萩原怜選手(甲府昭和高3年・高校総体2位)

12m60。続いて雨宮巧選手(巨摩高2年・高校総体1位)12m46。

 

須田選手、6投目に14m53と記録を伸ばして戴冠。

 

2位:雨宮巧選手・12m83

3位:萩原怜選手・12m60

 

雨宮選手は総体で、須田選手の持つ大会記録14m68を更新する14m91で優勝。

なお県高校記録は須田選手の持つ15m39。

 

※高校砲丸6.0kg/選手権砲丸7.26kg

 

2年ぶりに今大会に参加。

 

「地元の仲間や恩師の声援が力になった」「今年中に15mを出したい」

 

 

女子 砲丸投 決勝

 

杉山愛海選手(山梨学院大2年・山梨学院高出身)4度目の砲丸女王に。

 

2011大会:10m52(学院高2年時)

2012大会:11m32(学院高3年時)

2013大会:11m21(学院大1年時)

 

そして今回、6投目の11m53で優勝。

 

円盤投でも4連覇達成。

 

 

2位:武井仁美選手 11m39(山梨高2年・総体1位)

3位:深澤葉月選手 10m86(巨摩高2年・総体3位)

 

 

6投目で自己新記録11m53を投げトップに立つ。

最終投てき者、武井選手の記録を見届けると、

「ヤッター!」の雄叫びを2回。初めてのタイトルのように喜んだ。

 

厳しい戦いの末の栄冠。

「混戦が良い結果につながった」

 

男子 やり投 決勝

青沼李軌選手(山梨学院高3年・総体1位)58m03で初の県王者に。

 

最終6投目の助走前。

 

予選1投目・2投目をパス。3投目に全てを賭ける。その3投目58m03が優勝記録となる。

 

「64mが目標だった。ぜんぜんダメです」

 

2位坂口正芳選手(山日YBS・中京大出身)最終6投目「やり いきます!」の直前。57m36で2位。

 

 

53歳、この大会、山梨県チャンピオンに輝くこと23回。前人未踏の大記録。

 

‟投てきフォーム日本一”と言われた坂口選手の一投に全選手の視線が注がれる。お手本。

 

 

 

3位には朝倉祥太選手(日本航空高3年・総体2位)善戦。

 

 

 

「総体と同じく記録を狙いすぎて力んだ。同じ失敗を繰り返した」

 

関東大会では反省を活かし、68mに挑む!

 

6月20日からの関東大会、総体チャンピオン・県選手権者・学院高陸上部主将として臨む。

 

 

奥様が応援に駆け付ける。試合後、‟鬼の坂口”から‟仏の坂口”へ。

デレデレでした。

 

9月19日から岩手県北上市で開催される「第18回アジアマスターズ陸上 兼 第35回全日本マスターズ選手権大会」に照準を合わせている。

 

ガンバレ!中高年の星。

 

女子 やり投 決勝

 

「一意奮闘」

 

岩尾玲奈選手(東京女子体育大3年・身延高出身)の3連覇を阻んだのは、同大学2年小林えり佳選手(東京女子体育大2年・桂高出身)

 

記録43m30。

 

「一意奮闘」

 

岩尾玲奈選手40m45で、今年は2位。

 

 

‟高校総体 至高の3冠” 

 

望月愛美選手(山梨学院高3年・甲府南中出身)

39m36で3位。

 

3位(望月愛美選手)、4位(今村美月選手)、6位(深澤葉月選手)は高校総体トップ3。

大学2強には敵わなかった。

 

自己記録(40m50)を大幅に更新。

 

「驚いた」

 

男子 走高跳 決勝

優勝を決めた山路悟選手(国士舘大4年・桂高出身)2m01のジャンプ。

1回目失敗、2回目で決めた。

その後、2m07に挑戦するもバーは越えられなかった。

 

2011年大会(国士舘大1年時・1m98)に次ぐ2回目の優勝。

 

2位:水越海選手(上野原高3年・高校総体チャンピオン)

 

高校総体での1m95を上回る、1m98を1回目でクリアした。

その後2m01(写真)に挑戦するも越えられなかった。

 

3位:鈴木徹選手(プーマジャパン・筑波大/駿台甲府高出身

日本人初の義足のパラリンピアンだ(パラリンピック過去4回出場)

 

2m01は跳べなかったが、この日の目標1m95は越えた。

この県選手権には毎年出場する。

「小瀬の雰囲気はやりやすい」

 

 

4位の小林祥典選手(都留興譲館教員)は、2連覇を2回(2009・2010/2012・2013)成し遂げている実力者。

 

「自己ベスト(2m05)を越えられず納得できないが、優勝出来て良かった」

 

目標は、日本インカレ(9/5~7・埼玉)出場。

※参加標準記録:A標準2m14/B標準2m11

 

鈴木選手は、第25回日本身体障害者陸上競技選手権大会(6/6~7・熊本)に出場。目標は2m。

 

女子 走高跳 決勝  小林選手 県タイ記録・大会タイ記録

優勝は小林未加子選手(日本女子体育大2年・富士河口湖高/吉田中出身)

過去2回優勝(2010年高校1年時/2013年大学1年時)している。

 

県タイ記録・大会タイ記録1m70を2回目で跳ぶ(1m73は失敗)

従来の自己ベスト(1m67)

 

 

1m70のジャンプ!

2位:田中女瑠萌選手(桂高2年・高校総体2位)

3位:田中瑠々花選手(大月東中2年・中学選手権2位)

 

目標は日本インカレ(9/5~7・埼玉)出場。

※参加標準記録:A標準1m73/B標準1m69

 

 

男子 三段跳 決勝

3年ぶり2度目の優勝。

 

国士舘大3年・赤池拓哉選手(甲府工高出身)15m21の好記録。

 

この日の男子フィールドは‟国士舘day”

 

・スポーツアスリートは、スポーツが「人を生かし、国を活かし、世界に貢献する」ことを知る。・・・「国士舘スポーツアスリート憲章」より

 

目標は16mを跳ぶこと。

 

女子 三段跳 決勝

右足首に不安を抱えつつ出場。12m30の記録を持つ彼女にとっては平凡な記録・11m89で選手権初優勝。

 

右足をかばっての跳躍だったと思われる。

 

不安を解消して関東大会に臨んで欲しい。

 

 

 

お詫び

 

大会2日目(6/1)の男女トラック競技及び男女混成競技は、6月3日にご案内します。

なお大会初日(5/31)女子4×100mR 予選の4組の解説に誤りがありました。ホームページ「お問い合わせ」よりご指摘頂きました。誠に申し訳ございませんでした。訂正致しました。

本当にありがとうございました。

 

                      スポーツ山梨・スタッフ一同

 

男子200m 決勝

 

13時現在のグラウンドコンディション:気温32.5℃・湿度29%・晴れ。

 

コーナーを抜け、向かい風1.9mが待ち受けるホームストレートへ。

 

第3レーン・小田遼太選手(駿台甲府高3年)抜群のコーナーワークで前半から果敢に飛ばす。

 

小田選手21秒96のフィニッシュ。

 

5レーンの笹本大夢選手(甲府工高3年)後半に強さを発揮し、22秒11で2着。

 

3着は6レーンの遠藤修平選手(国士舘大3年)22秒11、2位と同タイムながら着差あり。

 

 

 

 

自己ベストは21秒65。

 

「関東大会では21秒50を目指す」

 

高校チャンピオン・積極的なレースで押し切る。

 

 

 

女子200m 決勝

予選1組:1着5レーン松山選手(都留AC)25秒63。

 


予選2組:1着6レーンオレンジのユニフォーム山口初乃香選手(都留文科大4年)26秒45。

2着5レーン村松歩選手(山梨高3年)26秒48。

 


選4組:1着4レーン寺本有那選手(東京女子体育大1年)25秒90。

2レーン山口華枝選手(上条中2年・県中学選手権100m・走り幅跳チャンピオン)26秒70。+4で決勝進出。

 

 

 

腕を横に振る独特の走法。コーナーを抜け、追い風0.6mの恩恵を受けつつ、さらに加速する。

 

食らいつくのは、3レーン昨年総体短距離3冠の寺本選手(駿台甲府高出身)

 

 

好タイム25秒16のフィニッシュ。

 

1レーン中学2年生上条中の山口選手5位でフィニッシュ。26秒60。200mへのチャレンジに拍手。

 

村松歩選手(山梨高3年・総体27秒44)記録を大幅に短縮し4位入賞。

 

2年連続短距離2冠達成の松山選手。

 

「今年中に県記録24秒31を破りたい」

 

駿台甲府高OG、3位までを独占。

 

 

男子800m 決勝

 

14時現在のグラウンドコンディション。気温34℃。

 

260~270m付近。

 

400mを57秒で通過。

 

 

集団で最後の直線勝負。スプリント勝負に勝ったのは鶴崎大輔選手(福島大2年・吉田高出身)1分58秒58。

 

総体チャンピオン都留高3年 三上選手。1分59秒28で5位。

高校生トップは富士学苑高3年 清水選手(総体5000m6位)が4位。1分59秒27。

目標は、日本インカレ出場と52秒台。

 

「1周目はスピード、2周目は粘りあるレースをしたい」

 

女子800m 決勝  島田選手 大会新記録

高校総体チャンピオンとして臨み、見事大会新記録で優勝した島田美穂選手(山梨学院高2年・御殿場市富士岡中出身・高校総体チャンピオン)

 

1週目270m付近、先頭でレースを引っ張る。記録に挑戦する強い姿勢を感じた。

 

島田選手を先頭に、400mを66秒で通過。600mを1分41秒で通過。記録への期待が高まる。



 

山梨学院高2年生トリオ。ワン・ツー・スリー・フィニッシュ!

「高校総体1位・2位・4位」

 

中学選手権チャンピオン・村松実桜選手(櫛形中3年)6位入賞。

 

「大会新記録だが中学生の持っていた記録(2分16秒16/萩原智美/英和中/1998年)だから嬉しさ半分」

 

苦しい時にこそ笑顔を心掛けている。

 

男子400mH 決勝

2連覇を達成した中込清太選手(東海大2年・巨摩高出身)の力強いハードリング。記録52秒02の好記録。

大学勢が上位を占めた。

母校・巨摩高で教育実習を行った中込選手。6位入賞の巨摩高2年・築野凌選手にもハードルを指導した。

 

「巨摩高生に負けなくて良かった。面目を保ちました」

 

 日本インカレ出場&決勝進出を目指す。

 

男子5000m 決勝

ラスト1周でスパート。独走で優勝した篠塚春希選手(中村農場)

記録15分25秒55。

 

5000m・10000m 6連覇の王者・依田崇弘選手(山梨学院クラ)は4位。

 

篠塚選手「やっと勝てた」

 

「山梨学院大学時代、一度も箱根を走れなかった。その悔しさを晴らすため、山梨で勝負することを決意した」

 

 

女子5000m 決勝

1位・2位・4位・5位・6位 は韮崎高。グリーン旋風。

 

 

優勝は初鹿野香里選手(韮崎高3年・石和中出身・写真左)18分07秒58。

初日の1500mでも4位入賞。

 

女子400mH 決勝

 

2位に3秒以上差をつけて圧勝した内田莉奈選手(東京女子体育大2年・巨摩高出身)記録は1分03秒45。

 

2012大会巨摩高校時代以来、2度目の優勝。

 

 

400mHの‟4”

 

高校総体1分07秒05で優勝の石川愛梨選手(巨摩高3年)は1分06秒60で2位。

 

‟チームコマ” 健在。

 

日本インカレ入賞を目指す。

 

「私が活躍することで後輩たちのシゲキになればいいですね」

 

 試合当日の‟勝負メシ”はメロンパン。

 

 

男子5000mW 決勝

笹川友輝選手、6連覇!(桂高~山梨学院大~山梨大AC)22分18秒00。

 

高校総体1位の若林亮太選手は25分35秒69で3位。総体時より23秒以上短縮。

 

県記録19分42秒33、大会記録20分22秒71の保持者。

 

今年の長崎国体メンバー入りを目指す。

 

「がんばらんば」

 

 

男子 十種競技

 

山本武選手1500mでの力走。巨摩高1年生ながら8位入賞。3316点。

 

7連覇を含む8度の優勝を誇る澤邊直人選手(3位・山梨大AC)を抑え、深澤宇善選手(国際武道大3年・都留高/大和中出身)が優勝。6024点。

 

 

目標は、日本インカレ出場と6500点以上獲得。

 

女子 七種競技

連日30℃を越す猛暑の中、鉄人たちの最後のレース800m。

望月愛美選手(山梨学院高3年・甲府南中出身)が高校総体に続き優勝。

 

都留高コンビ・三神里菜選手(3年・総体7位)と長沼未希選手(2年・総体4位)躍進!

パワー、スピード、持続力、瞬発力、全てを兼ね備えた クィーン・マナミ!

 

男子 4×400mリレー決勝 ‟マイルだ!祭りだ!”

1着:駿台甲府高A  「エヤササ アイヤアイヤ」 

 

2着:日本体育大  「エッサッサ」

 

3着:駿河台大   「しゅんた」

 

4着:巨摩高    「チーム・コマ」

 

5着:甲府南高   「開拓者精神」

 

6着:甲府工高   「讃へばや いざ」

 

7着:山梨学院高  「舞鶴城の夢はるか」

 

8着:駿台甲府高B  「エヤササ アイヤアイヤ B」

 

女子 4×400mリレー決勝 ‟マイルのカーニバル”

 

‟32枚の栄冠”

 

1着:駿台甲府高A  また「エヤササ アイヤアイヤ」

 

2着:巨摩高    再び「チーム・コマ」

 

3着:韮崎高      「百折不撓」

 

4着:駿台甲府高B またまた「エヤササ アイヤアイヤ B」

 

5着:桂高       「己に克て」

 

6着:山梨学院高    「舞鶴城の夢はるか」

 

7着:甲府西高     「n‐stage」

 

8着:身延高      「質実剛健 互助互譲」‟スポーツ身高(振興)”

 

 

 

会長杯(最優秀選手)・飯室杯(フィールド優秀選手)・饗場杯(トラック優秀選手)

授与者

 

左から、

 

 山梨陸上競技協会 専務理事 保坂一仁氏(会長杯)

 

 飯室芳男氏 1952年ヘルシンキオリンピック三段跳び6位

       現在日本体育協会参与

 

 饗場正文氏 1957年100m10秒4日本最高記録 

       現在日本陸上競技連盟参与 

 

 

左から、

 

饗場杯受賞者:杉山誠選手(駿河台大4年・駿台甲府高/甲府東中出身)400m大会新記録樹立。48秒25。

 

会長杯受賞者:小林未加子選手(日本女子体育大2年・富士河口湖高/吉田中出身)走高跳 県タイ記録・大会タイ記録樹立。1m70。

 

飯室杯受賞者:高橋大地選手(山梨県体育協会・山梨大/身延高出身)ハンマー投 8連覇達成。58m66。

 

 

フィナーレはお約束のフォト・リレー

 

「戦いすんで 日が暮れて」・・・お疲れ様でした。

 

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